K. G. 様

メルボルン大学 大学院

応用言語学 2012年2月~6月

メルボルン大学 応用言語学科での学び

メルボルン大学の応用言語学科に、2012年2月より半年在籍しました。同時期に在籍したのは、正確ではありませんが、20~30名ほどだったと思います。ネイティブスピーカーは10人もいなかったと思います。
自分は、Grammar & Discourse, Second Language Writing, PAD, の4科目を取りました。PADは、留学生用のアカデミックスキルを磨く科目でした。エッセィの書き方、プレゼンテーションの基礎的な方法を学ぶことができました。英語学校で開講されている科目にちかいかと思います。

Grammar & Discourseは文法と談話分析をメインとした科目でした。談話分析では、どうしてもノンネイティブには聞き取れない発音もあり、課題を仕上げるのに大変苦労しました。

Research in Applied Linguisticsでは、応用言語学でのリサーチ方法を学びました。第二セメスターでリサーチを取る場合、この科目は必須となります。ここで自分のリサーチのプロポーザルを提出することになるので、しっかりとリサーチの土台を作っておくことが大切だと思います。自分は「Input, Output, Interactionのボキャブラリー学習の際の有効性」についてのリサーチプロポーザルを書き上げました。
このプロポーザルではポスターセッションが行われ、先生とクラスメートに自分の研究課題について説明を行いました。質疑応答もあり、前もってどのようなことが質問されるか考えておかないで、答えに窮しているクラスメートもいました。自分の場合、データ収集が実行可能かどうか迷っている部分がありましたがそのままプロポーザルに臨んでしましました。案の定、ベトナムの大学教員のクラスメートに、その部分を見事に、鋭くも指摘されました。うまく切り返すことはできましたが、改めてクラスメートのレベルの高さに驚かされました。

Second Language Writingは、その名の通り、第二言語学習者のライティングについて学びました。ミニリサーチの課題があり、ペアやグループで課題を仕上げました。4科目とも課題提出は大変でしたが、クラスメートと学習会を開きアサインメントをなんとかこなすことができました。本当にありがたかったです。

世界各国の優秀な学生の中で、勉強を続けることができたのは自分の人生にとって大きな収穫だったと思います。勉強は大変でしたが、教授たちとのパーティーやBBQもあり、なごやかな雰囲気のなかで勉学に励むことができました。