U18留学
昨今のグローバリゼーションの流れで、幼少の段階から英語の環境に触れることが注目されています。いち早く世界に羽ばたける人材になることで、将来の見通しも広げることができることに加えて、現地での文化を肌で感じることにより、知見をより深めることができます。
オーストラリア・ニュージーランドは、大自然と近代都市が融合したとても魅力的な国です。教育水準も高く治安も良いので、実りある学校生活を送ることが出来ます。
オーストラリア・ニュージーランドの初等・中等教育制度
オーストラリア現地の教育制度では、小・中・高校はトータル12学年制です。教育制度は州によって異なりますが、基本的には義務教育は6歳から15歳までと決められており、Year10で義務教育が終了となります。その後、大学や専門学校への進学希望の生徒はYear11/12の後期中等教育に進み、進路に合わせた選択科目を履修します。ニュージーランドは小・中・高はトータルで13学年制です。高校終了までが義務教育となり、その後は生徒の希望により大学や専門学校へ進学します。
学校は州立(公立)と私立があります。私立学校にはキリスト教などの宗教系がほとんどですが、決して信仰を強制するものではありません。
セカンダリー・スクール
オーストラリアでは、プライマリースクールを終了後、中高一貫教育を施すセカンダリー・スクールへ進学します。このセカンダリー・スクールは中等教育期間では、前期(4年間)=ジュニア・セカンダリー(JUNIOR SECONDARY)と後期(2年間)=シニア・セカンダリー(SENIOR SECONDARY)に分かれており、前期の4年間が義務教育期間で、後期の2年間が大学へ進学するための準備期間と考えられます。
ニュージーランドでも同様、プライマリースクールを終了後、中高一貫のセカンダリー・スクールへ進学します。セカンダリー・スクール卒業までが義務教育期間となっています。
スクールライフ
ほとんどの高校は、4学期制を採用しており、新学年が始まるのは2月初旬です。クラスの生徒数は平均20~30人、授業時間は1コマが40~45分です。高校カリキュラムは、日本とは違い選択制で、自分の進路に合わせて時間割を作成できます。英語以外の外国語も日本語、中国語からイタリア語、フランス語など選択肢も多く、移民国オーストラリアの教育制度ならではの特色ともいえるでしょう。イギリス文化の名残で午前中には20分程度のティータイムがあり、生徒たちはお菓子やパンを学校に持ち寄り各々に楽しむことができます。
放課後には、クラブ活動やボランティアが盛んです。水泳、テニス、ラグビー、バレエなどのスポーツから美術、新聞、音楽(ピアノ、バイオリン)などの文化系まで幅広く選択が可能です。
英語力
現地の高校は、留学生に対する英語力の面でのサポートが充実しています。多くの高校では、英語補講クラス(ELS)を設けており、英語力強化と同時に通常の授業を受講できます。高校の通常の授業は、留学生の英語力に応じて選択が可能です。(美術や体育から受講し始め、英語力の向上に伴い数学や他の授業へと受講を開始する場合がほとんどです。)
また、ELSを設けていない高校は、英語学校で留学生向けの「高校進学準備コース」を受講し英語力の向上を図ったのちに、高校への進学が可能です。