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ビクトリア大学附属英語学校

ビクトリア大学英語コースで2ヶ月間の留学を体験しました。まず、信頼できるエージェントのもとで、 長い間の憧れが実現できたことにお礼を申し上げたいと思います。

留学期間:5週間

英語学校について

授業は、1クラス16名、8ヶ国。午前午後合わせて4時間。土日祝日は、休み。私のクラスでは、留学 期間中の目標として与えられたのは、あるまとまった内容について人の前で話ができるようになること でした。最後に発表会があり、概ね、達成できたと思います。 制度や手続きについては、わからないことは聴き、何にでもチャレンジしました。周囲の人たちは、 移民の国ということもあり皆さん親切です。学生割引が使えたのも嬉しい思い出です。特に博物館の 入場がタダになったりします。(帰国後は、老人割引が始まりそうだと友人に冷やかされました。) 気分転換のエクスカーションでは、博物館などに行きましたが、施設の人が引率者と勘違いするのか、 どちらかと言うと大人の立場で若い同級生を見守る立場にならざるを得ず、自然にリードしながら、 自分もエンジョイしました。とにかく、たくさんの人たちと会話をすることを心がけて、いろいろな イベントに参加しました。 私は、東北のボランティアでの体験や祭りでの踊りについて、少し用意しておいたので、プレゼンテー ションの課題には、迷うことなく進めることができました。現地の材料で、小道具の扇子や面は、手作 りしました。図書館で日本文化について調べ直したり、良い経験となりました。

朝、学生ラウンジに行き、違うクラスの留学生とも、挨拶をするように心がけておきました、そのため か、多くの友達ができました。そのネットワークから、どこに行けば、美味しいものが食べられるか、 どこに行くとバーゲンセールがあると言うような暮らしに役立つ情報が入ってくるようになりました。 休暇は、タスマニア島に行きました。船の博物館に行くことができ、これも夢の実現です。 勉強方法での工夫は、留学生は英語圏の人が少ない事から、意識して英会話のチャンスを作りました。 昼休みの時間を利用して、メルボルン中心地の公園でシティガイドや散歩や観光に来ている人たちと 会話をしました。午後の授業の後は、博物館、図書館、買物。日曜日は、教会、博物館のギャラリー トーク、市場。古本市。博物館の会員になり、講座にも参加しました。オーストラリアは、たくさんの 民族が集まっていて、それぞれの文化を持っています。最初は、勇気が要りますが、きっかけができる と誘われることも多く、コンサートやパーティーに参加しました。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教 など各宗教から、気付くことはたくさんありました。 お勧めのスポットとして、クック船長の生家があります。イギリス本国から移築されていて、大航海時 代が忍ばれます。

帰国後の変化として、東京オリンピック、パラリンピックの都市ボランティアに合格し、その準備を 始めています。シドニーオリンピックのボランティアの経験者と会うことが出来たのも、ボランティア を支える励みになりそうで、留学の成果の1つです。英語に関して言えば、昭和の教育を受けた世代と しては、これまで受けたことのない刺激になったと思います。

最後に

留学がうまく行くかどうか、事前の準備が大事であることを痛感しました。そのために留学前には、 質問にきめ細やかなアドバイスをいただきました。基本的には、完全に自立して生活しますが、もしも の時に備えて置くことも大事だと思っています。また、メルボルンでは、ビクトリア大学に日本人のス タッフがいることに大きな安心感がありました。