M.K.様
留学先:RMIT大学 Diploma of Interpreting(通訳ディプロマ)+RMIT English Worldwide
留学期間:2015年3月~12月
もともと小さい頃から英語が好きで、外国語大学に在籍している私は、海外で暮らしてみたい、今しかできない経験をしたいと思い、留学を決心しました。また、大学の友人や先輩に留学経験者が多く、彼らの体験談を聞いたり、語学力を実際に目の当たりにしたこともとても刺激になりました。
オーストラリアを留学先に選んだのは、大学で通訳の勉強をする中でオーストラリアが移民国家で通訳の先進国であるということ、また英語圏の国の中でも非常に住みやすいという話を聞いたからです。
留学期間は約10ヶ月と短い間でしたが、日本では経験できないことをたくさん経験しました。移民国家であるオーストラリアには本当に様々なバックグラウンドを持つ人々がいて、最初は文化や歴史の違いに戸惑い、異なる文化の人々とどのように接したらいいのかわからないことがありました。例えば授業中に戦争の話になった際にサウジアラビア出身の女の子がシリアの紛争のことを思い出して泣いてしまいました。戦争や紛争が身近な存在ではない私たちにとっては、どのように反応したらいいのか、なんと声をかけたらいいのかわかりませんでした。しかし、オーストラリア留学を通してそれぞれの国の人がそれぞれの文化的背景を持っていて、それぞれ繊細な部分があると学びました。
わたしが通ったRMITの通訳ディプロマのクラスメイトは社会経験のある方が多くて、一緒に学ぶ中で自分とは違う視点でアドバイスをもらえることがあり、とてもためになりました。留学の良いところは、今まで自分が出会わなかったような人と出会い、共に学べるところだと思います。
最後にこれから留学なさる方々に実用的なアドバイスとしては、メルボルンはとても栄えている都市ですので、なにを持っていくか、あまり心配しすぎなくて大丈夫だと思います。アジアングロッサリーもあるので日本の調味料なども手に入ります!郷に入っては郷に従う、という感じで、ぜひぜひ留学生活を楽しんでください!