T様
RMIT(ロイヤル・メルボルン工科大学)附属英語学校
語学留学の動機・きっかけ
大学入学後、自由な時間を多く手に入れた私は、約2ヶ月に渡る夏期休業を活用して、短期留学をした いという衝動に駆られた。しかし、憧れからすぐに決断へと移すことができなかったため、どうやって 手続きを進めていいのか全く分からず、私は途方にくれた。そんな時、MECの存在を知り、留学準備、 手続きから留学中、そして留学後まで、多くのサポートをしていただき、大いに助かった。
メルボルンでの生活
留学中のことについて。まず、住居のことだが、民間のシェアハウスを利用した。現地は冬で、時には 0度を下回ることもあるほど寒かったが、薄い掛け布団とブランケット一枚しか置いておらず、最初の 頃は寒さに悩まされた。幸い、近くに住む親戚が羽布団を調達してくれたため、助かった。他には、 シングルルームを選択したため、日本では味わうことのできなかった「短期一人暮らし」ができ、自分 一人の空間、時間を確保できたことが嬉しかった。
RMIT英語学校での生活
現地について3日ほど経つとRMIT英語学校が始まった。英語学校であるため、中国・韓国をはじめと した東アジアの生徒や、中東からの生徒が多かった。最初、新しい環境に慣れることに精一杯だった 私は、緊張感にあふれていたが、日本と異なり、多国籍のクラスの雰囲気と、気さくで親切、ときには 気前の良い人々に巡り会え、一日一日を心から楽しむことができた。また、グループディスカッション などのグループワークも多く、日本とは異なる、リベラルかつアクティブな学問体系も体験することが できた。
放課後はそのまま滞在先に戻り、買い物や夕飯準備をしたり、クラスメイトや親戚と夜ご飯やカフェで 軽食をとったりと、とても充実した日々を送ることができた。
オーストラリアと日本の生活の違い
オーストラリアと日本の違いについて、度々考えることがあった。まず、土着でない新しいものを受容 する柔軟さ。これは現地で顔見知りでない人が主催するホームパーティに参加し、温かく迎え、楽しま せてくれたときや、大学内で多国籍の生徒を多く目にしたことから感じた。(多くの地域では同国籍の 人々によって結成されるコミュニティーもあったが)確かに日本人はよく親切と言われるが、まだ完全 に外部からの人々の受容に寛容であるとはいえない。また、何かあったとき、英語が通じないことが多 いというのも難点である。
留学の感想
結果から言うと、一ヶ月という期間はやや短かったかもしれない。しかし、今回の経験は確実に自分を 大きく成長させ、今後の長期留学を考える際での大きな参考となった。