玉澤 恵理 様

留学先:RMIT(ロイヤル・メルボルン工科大学)附属英語学校
期間:2015年8月6日~9月3日

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語学留学の動機・きっかけ

大学入学後、自由な時間を多く手に入れた私は、約2ヶ月に渡る夏期休業を活用して、短期留学をしたいという衝動に駆られた。しかし、憧れからすぐに決断へと移すことができなかったため、どうやって手続きを進めていいのか全く分からず、私は途方にくれた。そんな時、MECの存在を知り、留学準備、手続きから留学中、そして留学後まで、多くのサポートをしていただき、大いに助かった。

メルボルンでの生活

留学中のことについて。まず、住居のことだが、民間のシェアハウスを利用した。現地は冬で、時には0度を下回ることもあるほど寒かったが、薄い掛け布団とブランケット一枚しか置いておらず、最初の頃は寒さに悩まされた。幸い、近くに住む親戚が羽布団を調達してくれたため、助かった。他には、シングルルームを選択したため、日本では味わうことのできなかった「短期一人暮らし」ができ、自分一人の空間、時間を確保できたことが嬉しかった。

RMIT英語学校での生活

現地について3日ほど経つとRMIT英語学校が始まった。英語学校であるため、中国韓国をはじめとした東アジアの生徒や、中東からの生徒が多かった。最初、新しい環境に慣れることに精一杯だった私は、緊張感にあふれていたが、日本と異なり、多国籍のクラスの雰囲気と、気さくで親切、ときには気前の良い人々に巡り会え、一日一日を心から楽しむことができた。また、グループディスカッションなどのグループワークも多く、日本とは異なる、リベラルかつアクティブな学問体系も体験することができた。放課後はそのまま滞在先に戻り、買い物や夕飯準備をしたり、クラスメイトや親戚と夜ご飯やカフェで軽食をとったりと、とても充実した日々を送ることができた。

オーストラリアと日本の生活の違い

オーストラリアと日本の違いについて、度々考えることがあった。まず、土着でない新しいものを受容する柔軟さ。これは現地で顔見知りでない人が主催するホームパーティに参加し、温かく迎え、楽しませてくれたときや、大学内で多国籍の生徒を多く目にしたことから感じた。(多くの地域では同国籍の人々によって結成されるコミュニティーもあったが)確かに日本人はよく親切と言われるが、まだ完全に外部からの人々の受容に寛容であるとはいえない。また、何かあったとき、英語が通じないことが多いというのも難点である。

留学の感想

結果から言うと、一ヶ月という期間はやや短かったかもしれない。しかし、今回の経験は確実に自分を大きく成長させ、今後の長期留学を考える際での大きな参考となった。