オンライン授業。
この世界状況下、よく聞かれる単語となりましたが、日本の教育機関では実際に行われているところもまだまだ少なく、具体的なイメージが湧かない方も多いと思います。
2020年4月現在、オーストラリアのほぼ全ての教育機関、大学をはじめ留学生向けの語学学校でも、オンライン授業がすでに開始されています。
オンライン授業とは
一般的に、パソコン上で教員が授業を行い、学生は各自のパソコンやタブレットでその授業を受講します。録画した映像を一方向に配信する形式と、ライブ配信の生放送の授業形式があります。ライブ配信では、共通アプリ(Zoom等)のビデオ会話機能を使って、グループでの会話やディスカッション、質疑応答などを行います。
実際にどのように授業が行われているか、現地留学生からの声をご紹介いたします。
オンライン授業の形式について
・Zoomの機能で学生を複数の少人数グループに分け、それぞれの部屋でテレビ電話を通じてグループディスカッションをしています。これでグループ課題(複数人で仕上げる論文など)にも取り組めます。
・より少人数で話す場面では、教員が学生をさらに振り分け、そこでテレビ電話をしています。
・録画された教授の授業をオンラインで受講しています。
・教員の行うオンライン実験をPC前でリアルタイムで見学しています。
・Zoomで3、4人のグループに分けられて、オンラインで対面してグループディスカッションをしています。
・教員がラップトップの画面をZoomに表示して板書を展開し、オンライン授業を行なっています。
授業の課題について
・課題の形式が、プレゼンテーションからエッセイ(論文)に変更になりました。
・通常時と同じ課題内容ですが、締め切りが延長されました。
・お昼休憩中に課題が発表され、午後の授業時間内に提出することになっています。
授業以外のサポートについて
・メンタルヘルスや生活に関する相談窓口は常にオープンしています。
・お昼休憩の時にちょっとした会話のできるイベントがあります。
・料理中継イベントが週1回あります。
・Zoomを通して質問を時間限定で受け付けてくれている教科もあります。
・noodleというアプリで適宜必要な情報の提供があります。
・図書館のITスタッフのサポートをよく利用しています。
オンライン授業で困っていること、不自由な点
・電波環境が悪いと音声が効きづらい時があります。
・オンライン講義では質問があってもすぐに答えが得られないです。
・教員、学生共オンライン授業に慣れておらず、システム上の問題でかなりの時間が費やされていること
・キャンパスで授業を受けたり、図書館で勉強する大学生活の醍醐味が感じられないので、モチベーションの維持が難しいです。
急遽オンライン授業に切り替わったとこで、大学・学校側も学生も、試行錯誤で取り組んでいる様子が伺えます。しかしこのような予期せぬ事態にも、専門の教員による授業を継続して行えることは、オンライン授業のメリットの一つであると言えます。
一方で、通信環境の影響を受けやすく、また通常の対面授業に比べてモチベーションの維持が難しい、などの不自由を感じる学生の声も上がっており、またオンライン授業提供側の教育機関でも、学生の確実な出席把握や授業への参加意欲を高めることに苦慮している場面もあるようです。
しかし、オーストラリアの教育機関曰く、オンライン授業でも変わらず高い質の授業を行なうことが可能であるとのこと。
日本においても、現在、教育・学習の継続のためにオンライン授業強化の対応が進められています。
オーストラリアのオンライン授業について
オンライン授業。
この世界状況下、よく聞かれる単語となりましたが、日本の教育機関では実際に行われているところもまだまだ少なく、具体的なイメージが湧かない方も多いと思います。
2020年4月現在、オーストラリアのほぼ全ての教育機関、大学をはじめ留学生向けの語学学校でも、オンライン授業がすでに開始されています。
オンライン授業とは
一般的に、パソコン上で教員が授業を行い、学生は各自のパソコンやタブレットでその授業を受講します。録画した映像を一方向に配信する形式と、ライブ配信の生放送の授業形式があります。ライブ配信では、共通アプリ(Zoom等)のビデオ会話機能を使って、グループでの会話やディスカッション、質疑応答などを行います。
実際にどのように授業が行われているか、現地留学生からの声をご紹介いたします。
オンライン授業の形式について
・Zoomの機能で学生を複数の少人数グループに分け、それぞれの部屋でテレビ電話を通じてグループディスカッションをしています。これでグループ課題(複数人で仕上げる論文など)にも取り組めます。
・より少人数で話す場面では、教員が学生をさらに振り分け、そこでテレビ電話をしています。
・録画された教授の授業をオンラインで受講しています。
・教員の行うオンライン実験をPC前でリアルタイムで見学しています。
・Zoomで3、4人のグループに分けられて、オンラインで対面してグループディスカッションをしています。
・教員がラップトップの画面をZoomに表示して板書を展開し、オンライン授業を行なっています。
授業の課題について
・課題の形式が、プレゼンテーションからエッセイ(論文)に変更になりました。
・通常時と同じ課題内容ですが、締め切りが延長されました。
・お昼休憩中に課題が発表され、午後の授業時間内に提出することになっています。
授業以外のサポートについて
・メンタルヘルスや生活に関する相談窓口は常にオープンしています。
・お昼休憩の時にちょっとした会話のできるイベントがあります。
・料理中継イベントが週1回あります。
・Zoomを通して質問を時間限定で受け付けてくれている教科もあります。
・noodleというアプリで適宜必要な情報の提供があります。
・図書館のITスタッフのサポートをよく利用しています。
オンライン授業で困っていること、不自由な点
・電波環境が悪いと音声が効きづらい時があります。
・オンライン講義では質問があってもすぐに答えが得られないです。
・教員、学生共オンライン授業に慣れておらず、システム上の問題でかなりの時間が費やされていること
・キャンパスで授業を受けたり、図書館で勉強する大学生活の醍醐味が感じられないので、モチベーションの維持が難しいです。
急遽オンライン授業に切り替わったとこで、大学・学校側も学生も、試行錯誤で取り組んでいる様子が伺えます。しかしこのような予期せぬ事態にも、専門の教員による授業を継続して行えることは、オンライン授業のメリットの一つであると言えます。
一方で、通信環境の影響を受けやすく、また通常の対面授業に比べてモチベーションの維持が難しい、などの不自由を感じる学生の声も上がっており、またオンライン授業提供側の教育機関でも、学生の確実な出席把握や授業への参加意欲を高めることに苦慮している場面もあるようです。
しかし、オーストラリアの教育機関曰く、オンライン授業でも変わらず高い質の授業を行なうことが可能であるとのこと。
日本においても、現在、教育・学習の継続のためにオンライン授業強化の対応が進められています。